お庭づくりは目隠しや飛砂・雑草対策としてもおすすめ!施工のポイントを解説


お庭づくりを始めるきっかけは人それぞれです。植物を育てたり、外でリフレッシュして自分の時間を過ごしたりと、さまざまな楽しみ方があります。それに加えて、お庭は住宅の機能面にも大きく貢献してくれることを御存知でしょうか。ここでは、私たちの生活をより快適にしてくれるお庭づくりのポイントをご紹介します。




■庭木はフェンス代わりになる。手入れのしやすい植物を選ぼう


皆さんはご自宅にいる時、ご近所さんや通行者の視線が気になったことはありませんか? 視線を防ぐためには、フェンスや塀でお庭を囲んでしまう方法がありますが、これだと威圧感や圧迫感があって抵抗を覚えるという方もいるはずです。


そのような時は、庭木や生垣を植えて目隠し代わりにしてみましょう。これなら季節の花や植物の緑を楽しみつつ、自然な形で外部からの視線を防ぐことができます。よく使われる植物はツゲ、レッドロビン、マサキ、ウバメカシ、サザンカなどですが、基本的には何でも構いません。


注意点は、フェンスと違って生き物である以上、お手入れが欠かせないことです。剪定するのはもちろん、病害虫の発生にも注意しなければなりません。お手入れの負担を減らしたければ、生命力が強く、萌芽力(芽の出る力)が高くて刈り込みによく耐え、病害虫にも強い植物を選ぶといいでしょう。




■砂埃を防ぐためには、固まる土やグラウンドカバーが有効


乾燥していて風の強い日には、お庭から砂埃が飛んでくることがあります。砂埃は鬱陶しいだけでなく、家の中に入り込んだり洗濯物に付着したりするのが厄介です。自宅はもちろんですが、ご近所に迷惑をかけるような事態は避けなければなりません。


そこで、固まる土を使ったり、アプローチ(園路)を設置したりするのはいかがでしょうか。普通の土がむき出しになっている場合に比べて、砂埃の発生を大幅に抑えられます。ただし、水はけに問題が出ることがあるので、水勾配をしっかり取ったり排水先を設けたりしてください。

また、緑の絨毯である「グラウンドカバー」を試してみるのもいいでしょう。グラウンドカバーとは、地面を意図的に植物で覆うことをいいます。芝生もグラウンドカバーの一種です。植物に覆われていれば、砂埃も巻き起こりにくくなります。タマリュウやシバザクラといった植物がよく使われるので、景観も考慮して選びましょう。




■砂利やアプローチで、デザイン性を保ちつつ雑草を防ごう


お庭の厄介者の筆頭ともいえるのが雑草です。草むしりは面倒ですし、除草剤の効果も永久ではなく、使うたびにお金がかかってしまいます。お庭のデザイン性を保ちつつ雑草が生えてこないようにするためには、どうすればいいのでしょうか。


最もお手軽な方法の1つは、お庭に砂利を敷き詰めることです。砂利で覆われているだけでも、植物の種が地面に落ちにくくなり、発芽も抑制することができます。上を歩くと音がなるため、防犯効果も得られるのがメリットです。砂利の色や形状もさまざまなので、お気に入りの砂利を探してみてください。


また、より強力に雑草を抑制したい場合は、「防草シート」を使ってみましょう。防草シートは、地面に敷くことで雑草が生えてくるのを防ぐアイテムです。砂利や雑草を取り除いてから正しく敷けば、かなりの防草効果が期待できるでしょう。



もちろん、砂埃防止と同様に、固まる土やアプローチの設置も有効です。固まる土だと殺風景になってしまうこともありますが、アプローチならデザイン性もプラスになります。砂利や防草シート、植栽などとも組み合わせて、通る人が楽しくなるようなアプローチを作り上げてください。



新潟県新潟市に拠点を置く「リトルリーフ小葉」では、庭づくりの多能工として、ゼロからの造園やメンテナンス・剪定など、皆さまの幅広いご要望に対応することが可能です。お庭づくりを生活の一部として楽しんでいただき、お庭をきっかけに施主様の人生がより豊かになることを目指しています! ライフプランやステージに合わせたお庭づくり、メンテナンスしやすいお庭への改良など、施主様のご要望に合わせてご提案をさせていただきますので、何でもお気軽にご相談ください。