こんにちは、新潟を中心に造園業を営んでおりますリトルリーフ小葉です。今回は、お庭づくりで頭を悩ませる方が多い、メンテナンスのポイントをご紹介します。
■メンテナンスをすることでお庭に愛着が湧き、楽しくなる!
お庭づくりをするとなると、避けては通れないのがメンテナンスです。植物は生き物ですから、お世話をしないと枯れてしまうこともあります。見栄えをよくするための剪定や病害虫への対策、落ち葉や砂埃などの清掃も必要でしょう。これらを面倒に感じて、お庭づくりを始められない方もいるかもしれません。
しかしながら、メンテナンスを通じてお庭に愛情を注ぎ、美しいお花や植物を育てるのはお庭づくりの醍醐味のひとつです。メンテナンスをすることでお庭に愛着がわき、お庭づくりがどんどん楽しくなっていきます。慣れてしまえば、意外と大変には感じません。
とはいえ、メンテナンスの時間が確保しにくい方もいるでしょう。そこで、植物を育てるエリアとそれ以外をしっかり分けるのはいかがでしょうか。植物以外の部分は、インターロッキングや天然石を敷くなどメンテナンスフリーのお庭にすれば、総合的にローメンテナンスのお庭ができ上がります。
また、その場に適した植物を選ぶことも重要です。土壌や気候に適した植物を植えれば、あまり熱心にメンテナンスをしなくても健康を保ち、多少の病害虫には負けません。よく育ちよく花も咲くので、お世話をしていてもやりがいがあるでしょう。このようにメンテナンスは、実はお庭の設計の時点で始まっているのです。
■害虫や病気への対策は必須。薬剤を適切に使おう
お庭にとっての大敵のひとつが、植物を食い荒らす虫です。たとえ植物にダメージを与えなくても、虫がたかっていること自体を嫌う方は少なくありません。虫を見たくないあまり、お庭のメンテナンスが億劫になってしまう方もいるでしょう。お庭を虫から守るにはどうすればいいのでしょうか。
基本中の基本は、やはり殺虫剤の使用です。ホームセンターなどで多くの殺虫剤が販売されているので、虫の種類に合ったものを選んで使用すれば、大抵の害虫は退治できます。
ここで注意すべきなのは、必要以上に使いすぎないことです。虫のいる部分・いそうな部分を中心に薬を使いましょう。実際に虫がいやすいのは葉の裏だったりします。現場をよく観察してみましょう。
また、葉や枝などが枯れてきていたり、茶色や白い斑点が付くなどして病気が疑われたりすることもあります。具合の悪そうな部分はハサミでカットし、他の部分への伝播を防ぎましょう。この際、使用したハサミは必ず洗浄してください。そのまま同じハサミで他の枝葉をカットしてしまうと、どんどん菌や病気が広まっていってしまう可能性があるからです。もちろん、害虫と同様に薬剤の力も借りましょう。
■困った時は無理をせず、お庭の専門家に相談を!
心を込めてメンテナンスをしていても、お庭づくりがうまくいかないことはよくあります。植物が育たなかったり病気になってしまったりして、もうやめてしまおうかと思う方もいるはずです。そのような時は無理をせず、一度専門家に相談しましょう。
お庭づくりにおいて、まずは何でも自分でやってみることが大切なのは確かです。しかし、どのようにしたらお花がきれいに咲き、葉や木がのびのびと成長するのかなど、初心者にはわからないこともたくさんあります。お庭造りのプロである造園業者なら、困った時でも最善の解決法を教えてくれるのです。
リトルリーフ小葉でも、さまざまご相談をお受けしております。植物のお世話で家族の絆を深めたり、美しい草花に心癒されたりと、お庭を通じて皆様に幸せになっていただくのは弊社の願いです。小さなご相談はもちろん、定期的な剪定やお庭の設計など幅広いお力添えができますので、お庭のことでお困りの時は何でもご相談ください。