音や香り、味わいも満喫!五感で楽しむお庭造り



今回ご紹介するのは、五感で楽しめるお庭造りのためのアイディアです。植物は観賞するのはもちろん、「食べる」「聞く」「触る」「香りをかぐ」など、さまざまな方法で楽しむことができます。五感を生かした楽しみ方を意識すれば、お庭造りがより豊かになるでしょう。




■食べられる植物を中心に植えて「ポタジェガーデン」を造ろう


植物には、美味しく食べられるものもたくさんあります。それらを中心に植えた「ポタジェガーデン」は家庭菜園のように食べることを楽しみにするだけではなく、外見も美しいのが魅力です。葉野菜や多肉植物、ハーブ類などが適しており、具体的にはレモン、レタス、アロエ、ミント、バジル、パクチー、ルッコラ、ローリエなどが挙げられます。


また、野菜はなるべく無農薬で育てたいという方もいるでしょう。そのような時は、「コンパニオンプランツ」と一緒に栽培するのがおすすめです。コンパニオンプランツとは、お互いにいい影響を与えて共生できる植物を指します。たとえば、トマトと一緒にバジルを植えておくと、コナジラミなどの害虫がバジルの香りを嫌って近寄らなくなるのです。


ただし、イチゴとニラのように片方の生育が悪くなったり、キュウリとインゲンのように害虫の被害が拡大したりする組み合わせもあります。植物同士の相性をよく調べて、見た目も味も素晴らしいポタジェガーデンを造りましょう。



■植物の香りにはさまざまな効果が。「三大香木」にも注目


植物の香りには、リラックス効果や安眠効果など、さまざまな効果があることが知られています。お気に入りの花やハーブを庭に植えておけば、アロマグッズやアロマオイルをそろえなくても、日常的にアロマテラピーが楽しめるのです。


好みは人それぞれなので、自分の好きな香りの植物を植えればいいのですが、特に香りの評価が高い庭木としてはジンチョウゲ(沈丁花)、クチナシ(梔子)、キンモクセイ(金木犀)の3つが挙げられます。それぞれ春、夏、秋を代表する香りで、日本の「三大香木」とも呼ばれているほどです。3つそろって植えて、季節ごとに異なる香りを楽しんではいかがでしょうか。



■お花は大きさもさまざま。使い分けが重要


植物は非常に多様性に富んでおり、同じ種類でも外見がまったく異なることが珍しくありません。たとえば、バラといえば大きな花弁と鮮やかな色彩を持ち、庭の主役となっている様子を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、中にはとても小ぶりなバラや、控えめな色合いのバラも存在します。これらは当然、お庭における役割も変わってくるのです。


さらにはカスミソウのように、とても小さな花をたくさんつけ、繊細な美しさを見せてくれる花もあります。このように、お花の大きさひとつ取っても、さまざまな楽しみ方があるのです。ガーデニングプランを考える時は、お花の大きさにも注目するといいでしょう。



■水の流れや葉が擦れ合う音を聞いて楽しもう


お庭には植物だけでなく、アクセントとして噴水や水路を設置するのもおすすめです。日本庭園の装飾として知られる「ししおどし」もその1つ。一定の間隔で響き渡る「コーン」という音は、実に心地いいものです。穏やかに水の流れる音や、葉が擦れ合う音なども相まって、静謐な癒しの空間ができあがるでしょう。


また、適切な植物や水場がそろったお庭には、鳥や虫が集まってきます。こういった生き物たちの鳴き声、さえずりも、お庭にヒーリング効果を添えてくれるのです。ビオトープや巣箱を設置して、多くの生き物と共生するお庭を造ってもいいかもしれません。



■葉や花のプニプニ、ふさふさした触感も魅力


植物は触感、つまり触り心地で楽しむこともできます。たとえば、アロエのような多肉植物は、プニプニしていてずっと触っていられるほどです。多肉植物はサボテンを筆頭に種類がとても多く、しかも乾燥に強いため、お手入れの手間があまりかからないというメリットもあります。自分だけの庭を手軽に表現したい時は、多肉植物を活用してみましょう。


他にも、羊の耳のようにもふもふした葉をつける「ラムズイヤー」や、猫のしっぽのようにふさふさした花穂を垂らす「キャットテール」など、触り心地が楽しい植物はたくさんあります。見た目も面白いことが多いので、お庭のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。




新潟県新潟市に拠点を置く「リトルリーフ小葉」では、庭づくりの多能工として、ゼロからの造園やメンテナンス・剪定など、皆さまの幅広いご要望に対応しております。今回ご紹介したような五感で楽しむお庭造りはもちろん、メンテナンスしやすいお庭造りや、施主様のご要望に合わせてのご提案が可能です。何でもお気軽にご相談ください。